歩行時のふらつき(症例1)

患者

女性 T.Mさん 60代 元会社員 淀川区在住

 

来院

2017年11月4日

症状

H29年8月頃、朝の起床時に左の臀部~足にかけて急に力が入らないようになり、歩行時にふらつきが出るようになった。それまでは普通に歩けていたとのことで、思い当たる原因としては前日にステーキを食べるときにチューブのニンニクを大量にかけて食べてから調子が悪くなったとのこと。会社員時代に接待などでお酒や炭水化物などを大量に摂っていたということで糖尿病を患い、週に3回は透析をしないといけない状態になっている。糖尿病の兼ね合いもあり足に力が入りにくいのもあると考えられる。患者様も最初は脳梗塞があるのではと思いCTやMRIなどを撮ったが、画像診断上異常はなかった。整形外科でリハビリなどを受けたが脚を揉むなどマッサージばかりで一向に良くなる気配がない。昔から体のケアをしたことがなく整骨院に通うのは初めてとのことだったので、通りがかりに当院にご来院頂き治療をしていくことにした。

 

既往歴

糖尿病(週3回の透析中)

治療内容と経過

整形外科での画像診断上では問題はなく、リハビリでのマッサージをしても回復しないということで、違う観点から治療をしないといけない。来院していただいたときは歩行時にふらつくので杖をつかないと安定しないということだった。視診では歩行時に左に偏っていたので容易に体のバランスが崩れているとえられる。触診でも左の臀筋郡、大腿筋膜張筋、腓骨筋、後脛骨筋などがパンパンに張った状態だった。筋緊張が進むことで神経系が圧迫されやすいが、栄養的なことを考えると本来身体は弱アルカリ性なのだが、糖質により身体が酸性に傾きやすい。すると身体がまた弱アルカリ性に戻そうとするので、そのときに使う物質がカルシウムなのである。カルシウムは骨の形成だけでなく、神経の働きを良くする作用もあるので糖尿病のかたは必然的に、神経作用がうまくいきにくい。患者様に魚などカルシウムを豊富に含んだ食事を勧め、なおかつ崩れたバランスを戻す治療をしていくようにお勧めした。

1回目はバランスを整えるために骨盤を治すことに。やはり骨盤が歪んでいたがこれは昔から歪んでいるとおもわれるので長い年月をかけて筋肉などが硬くなり動きを制限している。また杖をついているということもあるが、骨格自体も猫背になっているので、体重のバランスが取りにくくなっている可能性もある。ここまで歪んでいたらいくら丁寧なマッサージをしようが一向に良くならないのは当然である。普段から透析に通っていたり、この症状がいつ治るのか不安なこともあり、自律神経の乱れも出ていると考えられるので神経系を調整することにし、少し時間をかけバランスを正常化するようにした。

2回目(3日目)今回の足の力の入り具合をお聞きすると、初回に比べて足の力が入りやすくなったとのこと。更に体液循環を良くするために骨盤の歪みを整え、また自律神経の乱れも少し残っていたのでまた調整した。お帰りになられる際に来院時より歩きやすくなっているかお聞きしたが、あまり変わらないとのことだった。

3回目(6日目)また来院時に足の力の入り具合や、歩きやすくなっているかお聞きしたが、未だに杖をつかないとふらつくし力の入り具合も変わらないということであった。骨盤の歪みや自律神経の乱れを診てみたが、歪みや乱れはなくなっていたので、これからも調整しながら自己治癒能力で治していただくような身体づくりをしていくことに。

4回目(9日目)来院していただき待合室で座って待っていただいたが、お呼びするときに立ち上がって頂くと足の力が前より入りやすくなり立ちやすくなったとのことだった。また触診では筋肉の硬結部分がかなり取れて来ていたので神経の循環も良くなってきたと思われる。食生活をお聞きしたがなかなか改善するのは難しいとのことで再度指導をさせて頂き改善をお勧めした。

5回目(12日目)歩行時のふらつきがまだ安定しないとのことで、左右の足のMMTを調べたが左右差はなかった。やはり自律神経や糖尿病による神経の伝達が原因と判断し、再度食事や自律神経整体を行い次回以降の様子を見ることにした。

6回目(16日目)今回から杖なしでも歩くのが楽になり、歩行時のふらつきが少なくなったということだった。歩行時に必要な筋肉郡の硬結が更に取れてきたので、可動域制限が少なくなってきたと考えられる。関節もかなり柔らかくなり今回も、筋肉や関節を中心とした調整と内臓の調整も行ったので、また次回の来院時に歩行時の結果をお聞きするようにした。

7回目(19日目)来院時に歩行状態をお聞きしたが、前回よりも更にふらつきがなくなり安定して歩けるようになったということだった。視診でも歩行時の歩幅が格段に上がり立ち座りも難なくこなせるように。まだまだ完全ではないが原因をしっかりと見極め治療していくように。

施術方法

骨盤矯正・臀筋調整・腸腰筋調整・腓骨筋調整・肩甲骨調整・棘下筋調整・小円筋調整・姿勢矯正ストレッチ・大胸筋調整・胃矯正・腎臓矯正・肝臓矯正・自律神経整体

考察

今回の患者様は痛みはなかったが足の力が入りにくく、ふらつきやすいという特殊な症状が出ていた。ご本人様が思い当たる原因としては食事による副作用的なものだと言われていたが、糖尿病によるものだったり骨盤の歪みや姿勢の悪さ、栄養面によるカルシウムの不足など総合的な面からも原因があったのかもしれない。整形外科では画像診断は優れているが、リハビリという名のマッサージばかりされているところが多い。また薬の服用で治そうとすることも多いので、薬を分解するところは肝臓のため、肝臓が疲れると体の解毒作用も落ちてしまう。筋肉や骨盤、骨格にばかりフォーカスしても治らない場合は、内臓や自律神経系まで診ておかないと治りにくくなってくるので必ず普段の食生活から改善していくことを心掛け、生活してもらいたい。

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